2005-05-01から1ヶ月間の記事一覧

ダニ・ヒル・ムカデ

こやつらがお出ましになるようになって、久しい。 今ごろの季節は要注意である。ダニ、こいつは3月ごろ、当地ではアセビの花が咲く頃から、出現する。 今年はすでに、3つ喰われた。 こいつらは皮膚に喰いつくと血を吸ってふくれがるのだが、 口が弱いので…

Accept

先日のインタープリター講座の余韻がまだ残っている。 ので、思うことを少し。「accept」について。 もちろんこの「accept」は松木さんのお話に出てきた、インディアンの「accept」である。 今になって思い返していろいろと考えてみるに、 世の中のえらい人…

アベック

林業で架設する架線には、集材線と運材線の2種類がある。 写真は材を運ぶ運材線で使用するキャレッジ(搬器)である。 キャレッジとは、主索上を往復して 材などの荷を吊り上げる装置のこと。 たいていは「キャレ」と短縮して呼ぶのだが、 運材線のキャレッ…

でたらめな世の中

なんだか世の中、年を追う毎、日を追う毎にでたらめになっていくような気がする。 これは漠然とした印象ではあるが、けれど確固たる印象でもある。 しかも悪いことに、人間の作る社会だけのことでなく、その周りの環境、 つまり自然環境もおかしくなっている…

不吉な話

昨日の講座には達っちゃんも参加していたのだが、昼休みだったか、その達っちゃんが不吉なことを言った。 今年は例年になく山の草木が花をつけている、と。 このことについては、私も「黄色い山」で触れたが、達っちゃんもそう感じていたらしい。 山に花がい…

みんな同じ

今日は源流館のインタープリター講座の初日で、この日の講師は昨年の講座と同じ、松木 正さんであった。 今回は妻とふたりでの参加。彼女にも松木さんの講座の面白さを体験してもらいたかったからだが、 期待に違わず、今回も大変印象深い内容でした。 今回…

インタープリター講座

もう間もなく、源流館のインタープリター講座が開講しますね。 どんな内容になるのか今から楽しみですが、その前に、 昨年のインタープリター初級講座について。 まず、言っておかなければならないのは、とっても面白かったということ。 それは、ただただ楽…

実力主義

一昨日、昨日あたりの報道で、サラリーマンが一年間で100億稼いで長者番付のトップに立った、とやっていた。 正直、羨ましい限りだが、報道では「成果主義に基づく実力によるものだから、当然」だというものと、 「浮ついたマネーゲームによるもの」と批…

伐採跡地

これは昨年、伐採した跡地。 荒涼たる風景。 まだ伐って間もないので、ほとんど草木が生えていない。 2,3年もすると周りから進入してきた植物やら、 もともとこの土地の中に埋まっていた種子が発芽して、 賑やかになってくる。 予定では、この場所にまた再…

伐採中

前日の写真で、一部木を伐倒している場所での写真。 架線を張るためのリード・ロープを引っ張りに来たときに撮影。

伐採前

伐採前の山の様子。 これがどのように変わっていくのか、 定点観測してみようと思う。 一部は既に伐ってしまっているが、 これは架設を行うために、先行して伐倒を行ったもの。 この部分に架線架設を行う。

田園交響曲

私がクラシック音楽を聴き始めたのは、 中学校にあがった頃だったろうか。 もともと歌は好きであったのだが、 それが何ゆえにクラシックを嗜好するようになっていったのか、 よくわからない。 ピアノとかヴァイオリンとか、特に音楽を習っていたということも…

なぜだろう?

またイラクで日本人が拘束されたと、ここ数日報道されている。 その人は傭兵であるとか、かんとか、まあそんな話はどうでもいいが、 なぜ、今回に限り「自己責任論」が聞こえてこないのだろう?

今日は疲れた...

一週間ほど前に、かるこ登りは使わない、と書いたが 今日、そのかるこ登りで木登りをしなけれならなくなった。 昨日までに運材線を架設して張り上げたのだが、 その線が隣の山のヒノキの張り出した枝にかかってしまっていたのだ。 こうなると主索上を走る搬…

寿命

数日前のNHKニュースで、ネズミの寿命を伸ばす研究が成功した、とあった。 物質の酸化を抑える働きを持つ「カタラーゼ」という酵素を 細胞の内部で通常よりも多く作るようねずみの遺伝子を組み換えると、 心臓の動脈硬化など老化によって起きる症状が抑えら…

レイオフ

田舎の社会にはレイオフが横行している。 レイオフとは、「経営状態の悪化にともなう雇用調整を行う際、一時的に従業員を解雇すること。」 つまり、一時的にクビに成るのである。 特に4月から夏ごろまで、一時的に仕事がないという人が多い。 これはお役所…

強力伝

新田次郎に『強力伝』という小説がある。強力伝・孤島 (新潮文庫)作者: 新田次郎出版社/メーカー: 新潮社発売日: 1965/07/30メディア: 文庫 クリック: 1回この商品を含むブログ (13件) を見る私が中学、高校に通っていた頃は、「新潮文庫の100冊」とか 「…

木登りの方法

出材の仕事で架線を張る場合にも、当然木へ登る必要が出てくる。 架線は高い場所に架設する必要があり、 そのためには木の高いところで支点を取らなければならないからだ。 架線作業の場合の木登りは同じ場所を何度も登らなければならないので、 かるこ登り…

黄色い山

桜が終わったあとの山では、シイが花盛りである。 藤の花も淡い紫の花をそこここで咲かせてはいるが、 今年は目立たない。 今年は雑木林が黄色くなってしまうくらい、 シイの花の勢いが凄い。 昨年はあまりシイの花を見かけたような気はしなかった。 おそら…

事故報道

尼崎で起きた列車の脱線事故。連日、テレビやなんかで報道されている。 なんともやりきれない事故で、その上、JR西日本の不祥事が後から後から出てきて、 JR西日本に対する嫌悪感が日増しに高まる感じ。 垂れ流される事故報道にどうにも違和感を拭えずに…

木登り

今日、木登り講習会に参加してきた。 この講習会は奈良県の川上村で長年林業にたずさわってきた杉本さんが、 おそらく私的に行ったもの。 杉本さんは杉の種取りの名人で、 「森の聞き書き甲子園」なる企画なんかでも取り上げられてきた人。 この人とも川上村…

カサンドラのジレンマ

地球環境の危機を警告しつつも、それは回避可能なばかりか、その先には明るい未来があるとする、希望の書。 予言の能力を持ちながら、その予言は誰も信じないという呪いをかけられたカサドラという古代ギリシアの王女の悲劇になぞらえて、地球環境の危機を唱…

ブランデンブルク協奏曲

私はクラシック音楽を愛聴している。 妻はもともとはそんな堅苦しいものは聴かなかったのだが、最近は私の影響を受けはじめているようだ。 現在のお気に入りはJ・S・バッハのブランデンブルク協奏曲、それもなぜか第6番。ヴィオラの音色が渋いんだそうな…