でたらめな世の中

なんだか世の中、年を追う毎、日を追う毎にでたらめになっていくような気がする。
これは漠然とした印象ではあるが、けれど確固たる印象でもある。
しかも悪いことに、人間の作る社会だけのことでなく、その周りの環境、
つまり自然環境もおかしくなっているようなのだ。
 
日々報道されるニュースを見聞きするだけでも、そのでたらめ具合にやりきれなくなってくる。
靖国神社参拝と中国との確執。何がなんだかよくわからん。
郵政民営化。本当にそんなのが必要なのか。
北朝鮮拉致問題。一向に進展しないが、どうなったのか。
どうなったのか、わけがわからなくなったのは年金問題。議員年金も相変わらずのようだし。
 
新たに出てきたでたらめな話は、鉄橋の工事に絡む談合の問題。
これもよくわからん。
談合がルール違反なのは当然のことなのだが、わからんのはなぜそういう違反が罷り通っていたのかということ。
報道によれば、常に落札はほぼ100%の落札率だったという。
また、メーカーの担当者の話では「談合に参加しなければ落札できなかった」とか。
なぜ? 入札という制度は、最低価格を出したものが権利を得るというルールなのだから、
普通に考えれば談合に入っていないほうが有利なはず。
そうでないということは、入札を仕切る側、つまり役所の方も共犯でなければ出来ないはずなんだが...
まだ報道される段階ではないということか?
それとも既に報道されているのを私が知らないだけ?
しばらくすればわかるだろう。