2006-07-01から1ヶ月間の記事一覧

ワーキングプアは必然か

ここのところ、ワーキングプアについて考えていた。何か書こうと思っていた。 7月23日にNHKスペシャルで『ワーキング・プア〜働いても働いても豊かになれない〜』と題する番組が放映されるのを見ていた。もう少し正確に書くと、妻が放映されるのを見て…

北朝鮮女子、主審に蹴り 〜 愛国心至上主義者

アジアサッカー連盟(AFC)は28日、07年女子W杯予選を兼ねた女子アジアカップ準決勝の中国戦で、審判団への暴力行為で退場処分を受けた北朝鮮GKハン・ヘヨンら3選手について、30日に行われる日本との3位決定戦を出場停止にすると発表した。 北…

テポ丼と牛丼

いよいよ米国産牛肉の輸入が再開される。吉野家の牛丼は早くて9月頃からの再開になるとのこと。待ちわびる人も多かろう(笑)。 本日のエントリーのタイトルは「テポ丼と牛丼」であるが、どちらもケシカランというお話ではない。そういうお話は博学なブロガ…

「日本の伝統的宗教観、天皇教、靖国神社」についての愚考

『日本人のための憲法原論(小室直樹著)』が面白い。 この本は一見何の関係もないように見える西洋近代史と日本とを見事につなげてくれる。目から鱗をボロボロと掻き落としてくれる一冊で、いわゆる「天皇教」についても解説されている。11章「天皇教の原…

欽ちゃん球団解散〜欽ちゃんの決意を讃える

欽ちゃん泣いた:茨城GG解散へ お笑いコンビ「極楽とんぼ」の山本圭一(38)が少女に酒を飲ませ、みだらな行為に及んだ不祥事が、思わぬ波紋を広げた。山本が所属する社会人野球チーム「茨城ゴールデンゴールズ(GG)」を率いるタレントの萩本欽一(6…

UTS【日本の国防について】アンケート場外戦

Under the Sunにて、7月13日から【日本の国防について】と題してアンケートが行われている。 質問:あなたが考える、この先、日本がとるべき国防の方向は? 1.非武装をすすめ、他国から侵略されても抵抗をすべきではない 2.他国から侵攻は防衛しても…

先制攻撃論

数日前のことだが、仕事が休みになって朝からTVを見ていたら石破元防衛庁長官が喋っていた。うろ覚えなのだが、以下のような内容だったと思う。 まず一応「日本は専守防衛」との前提から出発。この前提から出発しながら、ある想定を行う。 もし、敵(北朝…

やっぱりジダンのこと

先日もジダンの最終プレーについて触れたけど、心配した通り、やっぱり大騒ぎになった。あっちこっちのブログでもジダンの評価を巡っていろいろと意見が飛び交っている様子。 この話は論じるのには手頃感がある。スポーツの中での話しだし、人の生き死にが関…

この世は一筋縄ではいかないもので

ここ数日の天気は単純肉体労働者にとってマコトに辛いものだった。気温は高いわ、湿度は高いわ、お日様は容赦なく照り付けてくるわ、何が Under the Sun だ、なんて思ってしまう。そんなのは冷房の効いたオフィスでスマートなお仕事をなさっている人たちのち…

人はなぜ繋がりを求めるか――青年マルコの冒険(10)by愚樵空論

当エントリーは、Under the Sunに掲載のコラムと同じ内容のものです。TBを当ブログより送らせてもらいますが、当コラムへのTBはUTSのコラムの方へお願いします。 草原を歩くマルコの背後から迫って来るものがある。どんよりと垂れ込めた雨…

日暮し

今日は、UTSへのコラムを仕上げなければならない。んだもんで、本当なら余計なことを書いている余力なんてないのだけど、まず、どうしてもコチラを書きたい。そうしなければコラムを書けない。そういうワガママな精神構造をもつ私である。 今朝、いつもの…

教育現場での「排除」

dr.stoneflyの戯れ言さんの「授業参観と懇談会」…いまどきの親」。私は子供はいないのだが、それでもため息がでてしまう記事だ。 dr.stoneflyさんのお子さん(小1)の学校での実話のようだ。「問題児」を排除しようとする親たち。こういう親たちがいるであ…

権力が偉大であれば、過ちも大きくなるものだ

たしか映画『ベン・ハー』のなかに、こんなセリフがあったように記憶している。「ローマは偉大だから、過ちが大きくなるのも仕方がない」というような言い回しだったような...。私、このセリフを聞いて思ったのが、「ならば偉大になんかなる必要はない」…

北制裁決議案〜素人の考え

珍しいことに、国連を舞台にした日本の外交が頑張っているそうである。 ---------------------------------------------------------------- 北朝鮮制裁は拘束力のない議長声明ではダメだ、決議案でなければと 国連内でも驚きの声が上がっている今回の小泉政…

ジダン

世界最大のスポーツの祭典FIFAワールドカップがが幕を閉じたが、24年ぶりにイタリアが優勝したとか誰のゴールがもっともFantasticだったかなんていうことよりも、フランスの英雄・ジダンの最後のプレーがもっとも印象的なものになってしまった。 ジダ…

あれこれと

今日も、テーマを絞らずにあれこれと書き散らしてみる。どーもテーマを絞ってしまうと、絞っているうちに思考があっちへ向いて飛んでいってしまうので、それなら最初からアッチやコッチやとやってやろうという次第。まあ、試行錯誤ということで。

9条が突きつける矛盾

北朝鮮の打ち上げた花火によって、ますます危機に瀕する日本国憲法第9条。9条の条文に顕された平和の精神は、力の脅威を背景とした戦争の論理に組み敷かれつつある。脅威は力で捻じ伏せるしかない、という力の論理。この脅威が一部の者の陰謀によって作り…

雑談

昨日は7月7日、七夕の夜であった。先だってシーズンにはまだ少し気の早い花火が7発ほど上がったようだが、七夕の日に花火というのも無粋な話。で、ちっとブログに七夕のことでも書いてみようと思っていたのだけど、別の事件で頭が一杯になってしまって、…

花火にバカ騒ぎ〜見捨てられた北朝鮮人民

昨日未明から花火が7つ打ち上げられた。このテポドンとかノドンとかいう北朝鮮製の花火を巡って大騒ぎだ。 許せない。多くの識者、それからマイクを向けられた庶民がそう言う。 けど、私にはよくわかりません。なにが許せないのかが。 北朝鮮の金正日政権が…

愛とルール

かなり恥ずかしいタイトルなんだけど、本日はこれでいきます。やっぱり「愛国心」関連です。 愛国心を巡る議論の中で、再々「愛国心を法で定めるのはよくない」という指摘がなされます。なぜよくないのか? ここを考えてみたいと思います。 「愛国心」とは呼…

そんな愛国心は役に立たない

確かにニッポンはいま、おかしなことになっています。 誰もが自由を振り回す。自由を振り回すくせに、その責任はとらない。他人の所為にする。 総理大臣までがそんな国になったニッポン。 何処に行って何をしようが自由。それを非難されると、非難するヤツが…

懐の鳥は猟師も殺さず

「窮鳥懐に入れば猟師も殺さず」は「人の情け」をあらわす諺だ。「追い詰められて行き場を失った鳥が猟師のふところのなかに飛び込んできたときは、その猟師は自分に助けを求めてきたことを哀れんで殺しはしないものだ」とのことから、「追いつめられて逃げ…