ぼちぼち夏野菜の季節

今年は、いや、今年も、すでに梅雨入りしたというのに、あまり雨が降らない。
地方によっては少雨で夏の渇水が心配されるとか、農作物の生育に影響が出ているとか、報道されているようだが、
雨の多い紀南地方では、さすがにそんな心配はない。
だが、全く影響がないかといえばそうでもなくて、やはり畑の野菜たちの育ちは良くないらしい。
「らしい」というのは、ご近所さんがそう言うから。
我々夫婦にはまだ、野菜の育ちが良いの悪いのと判断するだけの経験はない。
 
育ちは悪いのかもしれないが、それでも野菜は日に日に大きくなってきている。
本日はその様子をご紹介してみる。
 
まずはキュウリ。

ここに写っているヤツはもう収穫して、ゴチソウサマした。今年の初物。
これはツルが地面を這うタイプのもので、今年植えたのはこのタイプのみ。
ツルが空を向いて伸びるのもあるのだが、こちらは支柱を立てなければならず、
昨年は台風で散々な目に遭わされたので、今年は見送った。
 
ゴボウ。

手前に並ぶ袋の中から顔を出しているのがゴボウの苗。後ろの背の高いのはチシャ菜。
ゴボウは地中深く根を伸ばし、その根を食するわけだから、地面に植えてしまうと収穫が大変。
昨年はそれで苦労した。それで今年は袋の中に土を入れておいて、そこに種を撒いたという次第。
こうしておけば収穫のときには、袋をはずしてしまえばよいだけなので、楽チン。
収穫は冬。採れたてのゴボウはとっても美味い。
柔らかいのに歯ごたえはしっかりとあり、香りも市販のものとは全く別物。
その去年のゴボウが一部、収穫しそこねていて、そいつがとっても大きくなってしまっている。

背丈は人の身長以上。
 
サトイモ

収穫は晩秋。昨年も植えたのだが、わが畑では収穫できなかった。
おそらくアナグマにやられた。今年は食べたいなぁ。
 
トマト。

支柱を立ててやるのが遅くなってベロベロになっていたが、なんとか立て直した。
トマトは赤くなるとカラスが来て突っついていく。
ので、この写真撮影後鳥避けネットを掛けておいた。
あと、古いCDなんかをぶら下げておくと、効果は大。
もぎたてトマトも美味いよぉ。
 
ナス。

ウチはどうも、ナスが上手くできない。実が付くには付くが、数も少なく、小さい。なんでだろう?
ナスは一本の苗で何度も何度も実をつけてくれるので、とっても経済的。
上手にすれば5ヶ月くらいは採れる。
 
パセリ。

これは植物の名前はパセリだが、野菜としては「かつてパセリだったもの」だ。
種を採るために処分せずに置いてあるもの。
 
ピーマン。

これも長く楽しめるお得な野菜。すでに収穫し、弁当の中で出くわすことが多い。
 
とまあ、こんな具合です。
これからしばらく畑の草取りが大変なんだが、野菜は買ってくることはなくなる。
旬のものを食べれるって、いいよ。