持ち

gushoukuuron2005-04-18

今日のから新しい現場で架線架設にかかる。
で、まず「持ち」である。
「持ち」とは読んで字の如く何かを持つわけなのだが、
何を持つのかというと、当然のことながら架設資材。
滑車12インチ×2、16インチ×1に、
それらを取り付けるためのワイヤーロープといったところが主だったところ。
ひとつひとつがかなりの重量になるのであるが、
ベテランの先輩たちは「もう年やから、よう持たん」と仰せになり、結局すべて私が運ぶことになってしまう。
 
運ぶ距離は、空荷なら私の足で30分、ベテランさんたちには45分といったところか。
もちろん、すべてを一度の持って運べるわけはないので、何回かに分けて運ぶことになる。
1回目はウォーミングアップということで20キロ、2回目、3回目は40キロくらいであったか。
昼までに3回の「持ち」ですべての資材を運び上げた。
 
親方は、今日一日でそれらの資材を運び上げればよいと考えていたらしい。
「アニィ、無理せんでええで」と言ってくれはするのだが、
そんなことを言っていても、山の人たちはコイツはどれだけ頑張るか、しっかり見ている。
お言葉に甘えてぼちぼちやってたりしたら、後で何を言われるかわかったものではない。
 
本日は、よく頑張ったとお褒めの言葉をいただきました。
ヨカッタ、ヨカッタ