不思議な小泉政権

昨日配信の『日刊ゲンダイ Dailymail』よりの引用

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小泉政権の5年間は運が良かったと片づけられた危機からの脱出が
何度もあったが、アメリカ屈従政治家には何があるのか
4点セットで追い詰められていた小泉デタラメ自民政権がガセネタ一発で
息を吹き返し、逆に民主党が消滅へ向かっているが、一体誰の仕掛けなのか
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 きょう(3日)午前、民主党小沢一郎前副代表が記者会見し、党代表選への出馬
を表明するとみられている。
 新聞各紙は「小沢で一本化か」とか書いていて、実際、小沢グループ菅グループ
に協力を持ちかけている。両グループに鳩山、横路一派が加われば、ちょっとした数
になる。「小沢で決まり」にも見えるが、どうもそうでもないらしい。
民主党内には、強烈な小沢アレルギーがあるんです。世代交代に逆行するというこ
とだけでなく、『俺について来なければ出て行け』という政治姿勢や肝心の時に逃げ
た過去が問われている。小沢代表になったら『民主党は解党する』という議員もいる。
純粋に小沢を担ごうとしているのは『一心会』の20人くらいです」(政治評論家・
有馬晴海氏)
 小沢嫌いは渡部恒三国対委員長も同じで、「ここで談合をやってはオシマイだ」と
“牽制球”を投げていた。前原代表も「なあなあで挙党一致と言っても有権者に見透
かされる」と発言、水面下で進む小沢一本化を批判した。
 相変わらずというか、民主党内はグチャグチャなのだが、野党のふがいなさを見て
いると、つくづく、「小泉首相はツイているな」と思ってしまう。
 本来であれば、今国会は疑惑の4点セットでヘナヘナになるところだった。国会開
会日に米国牛の危険部位混入が発覚し、ライブドア事件が追い打ち。耐震偽装も重な
り、ロープ際だったのに、永田のガセメールと民主執行部の信じられない失態で、立
場は逆転。総退陣に追い込まれたのは野党・民主党の方だった。
 野中広務・元衆院議員はテレビで「今から思うと、民主党は上手な仕掛けに乗った
のではないのか」「自民党平沢勝栄も同じメールを持っている。出どころは自民党
か官邸かも分からない」と“謀略説”を匂わせていたが、それを疑いたくもなる。果
たして、本当に運だけなのか?

◆ 政敵が絶妙のタイミングで潰れていくのはなぜなのか ◆

 小泉政権の5年間を振り返ってみると、前原だけでなく死屍累々だ。小泉の政敵は
みんな、自滅のような形で、“殺されて”いる。
 小泉に批判的だった加藤紘一元幹事長は元側近の脱税事件を端に自らの金銭スキャ
ンダルが浮上、02年4月に議員辞職し、首相の座は消えた。国会で「ソーリ、ソー
リ」と噛み付いた社民党辻元清美も秘書給与ピンハネで02年3月に辞職、翌年に
は逮捕されている。
「悲惨なのは橋本派です。02年6月に鈴木宗男が逮捕され、03年9月の総裁選で
反小泉』候補を支援した野中広務は惨敗し、政界引退に追い込まれた。すると、日
歯連事件が発覚し、無罪判決が出たとはいえ、村岡兼造書類送検され、1億円受領
橋龍は追い詰められた。今後、小泉自民党の胸ひとつで、橋龍の証人喚問もありま
すよ」(自民党議員)
以上、ダイジェスト版より

これで記事が終わりではないのだが、無料のダイジェスト版で見られるのはここまで。ここから先は有料版を申し込まなければ見ることができない。有料版をまるまる引用するわけには行かないので、要旨を記しておくと、

  • 小泉政権にとって、絶妙のタイミングで何時もスキャンダルのネタが出てくる
  • 小泉政権が進めるのは米国のための経済改革
  • 幾つもの政権崩壊の危機をなぜか運良くすり抜けている
  • 小泉首相であれば都合がいい米国が、有形無形のアシストをしている結果と、国際軍事評論家
  • 小泉の政敵が次々と消えていくのは不気味

我々庶民にはよくわからんが、そう指摘されれば不気味ですな。
例のメール事件では、民主党の野田元国対委員長が「墓までもっていくしかない」とか言ったそうな。これも関係あるのかね。
そういえば、小泉さんの噂をア○ュラで見たことがあるな...、まあ、これは幾らなんでもウソでしょ。もし本当なら、我々日本国民は哀れなものだ...。
 
...今日のエントリは、反則です。