平和な一日

今日は良い天気なんだけど、仕事はお休み。
特段理由があるわけではなく、ただ疲れたからお休み。
疲れたのは親方なんだけどね。
 
妻はちょっとご機嫌斜めだ。
私が休むと、それだけ稼ぎが減るから。
梅雨入りを控えて、どうせたくさん休まなければならないのに、働けるときは働け、というのが彼女の意見。
私も同意するけど。
しかし、休みがどうか決めるのは、親方。
仕方がないと諦めるほかない。
 
このあたりは山仕事の良いところか、悪いところか...
そもそもが天候に左右される仕事なので、定休日などというものはない。
決まって休むのは、盆と正月、お彼岸くらいか。
あとは雨の日と休みたい日。
休みは結構自由になる。
有給休暇もへったくれもないが、基本的に休みたければ休んでよい。
出材の仕事はチームで行うので、人数が足らないと他の人も休まなければならない場合があり、
そんなときは休みが自由にならないこともあるが、
造林だと、ほぼ個人の希望通り。
宮勤めでは考えられない、いい加減さだ。
 
で、今日は朝から道の脇の草刈を、お日様が高くなるまで。
それから町へ買い物に出かけて、昼から少し昼寝。
午後から外へ出てみると、曇り空で少し風があり、ちょうど気持ちの良い天気。
近所の爺さんが田んぼの周りにイノシシよけの垣を作るというので、夕方までお手伝い。
犬を散歩させていると妻が勤めから帰ってきたので、一緒に風呂に行く。
近くに良い温泉があるのだ。
あとは、飯を食って寝るだけ。

平和な一日であった。